十人十色、人生虹色。

海外で勉強なり仕事なりしようとする場合、誰もが覚悟をもって決断してきているはずだ。時間もかかるし、コストもかかる。海外に出ることは人生における大きな決断のひとつだと思う。






それぞれ胸に熱いものを秘めている。夢をかなえるために来た人、仕事をやめるほどの覚悟で来た人、理由はさまざまだけど目に輝きを持ってひとが多いと感じた。
 





日本人が多いバンクーバーで日本人と親しくなるのは当然のこと。幸か不幸かわからんけどおれの場合、同年代の日本人の友達ができるのが極めて少なかった。自分より年上の人と付き合う時間が圧倒的に長かった。同年代の子と過ごすのももちろん楽しいけど、いま振り返れば年上の人とたくさん時間を共有できたのは自分にとっての収穫の一つだったと思う。それはおれが会った日本人の人生の先輩方の生き方がアツかったからだろうな。
 









「この人の生き方アツいなぁ~」。そう感じる人と過ごすのがとても好きだった。正直言って自分が影響を受ける人達の生き方は常識からみたら大きく逸れている。



常識など二の次に“自分らしさ”を優先できる覚悟の決め方に大きな魅力を感じる。







おれは”この人の生き方かっけぇ!!!!”と思った人のことをを「師匠」と呼ぶことにした。





師匠と過ごす時間がなぜ好きかというと学び、気づきが多いから。弟子が師匠から学ぶというのは当然の関係だ。年は離れていてもおれもいつか師匠達のいま立っているライフステージに立つ。自分の未来について考えることが多かったこの留学中だからこそ、人生の先輩の話を聞くのは興味深かった。



人の数だけ人生がある。バンクーバーであった師匠達はみんあ色鮮やかな人生を送っていると感じた。
一つの人生なのだけど、それはチャレンジに満ち溢れた立派な物語で聞いていてこっちが鳥肌が立つような魅力があるのだ。


自分だけの物語・・・・・かっこええなぁ・・。


いま自分の物語は第何章くらいなのだろう?






<ちょっと自分も物語のような人生生きてみようかと思われた方よかったらこちらをクリック!>


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旅師匠

<旅師匠:TOMOさん>



TOMOさんとはホームステイのあと移った寮で生活を共にした。

おれとTOMOさんは10歳以上も年が離れているのにケツが青い若造相手に同じ目線で接してくれた。

なんといってもTOMOさんにおれが憧れを感じてしまうのが旅経験値だ!旅師匠として尊敬するTOMOさんはベテランバックパッカーだ。ほぼ世界制覇している。自分がいつもここが見たいここに行きたいと世界地図を前に胸を弾ませている場所にTOMOさんはもうすでに足跡を残してきているのだ。
おれがあまりにも興奮してエンドレスで質問をぶつけたために幾度となく「大人のバックパッカー講座」が開かれた。おかげさまで旅への衝動はかき立てられ旅講座のあと興奮で眠れない日も度々あった。
 




そしてTOMOさんは旅に関することはもちろん知識の量が膨大。

政治、宗教、社会問題、音楽・・・とにかく幅が広い!
そして解説がうまい! 興味をもったら即効調べる、納得するまで調べる。というのがTOMOさんスタイル。
人にうまく説明して理解させるまでにはたくさんの知識がいる。TOMOさんがおれの疑問を悉く一掃できるのはやはり”調べ癖”によって蓄積された知識の量がハンパないからだと思う。
おれはTOMOさんから理解するということは人に説明することができることだという定義を教えていただいた気がする。まさにその通り。自分で納得していても他人に説明できなければ理解とは言えないな。ちょっと何かを知っていただけで得意げに話していた自分がとても恥ずかしい。自分は無知だ。ヒヨッコだ。




師匠の生活感もとても好きだ。
長い旅から見出したものだと思われるのだが、すごく穏やかでマイペースでシンプルな生活をしている。大人の落ち着いたオシャレな感じだ。
ものを大切にするところも見習わなければいけない。
実例を挙げると、TOMOさんのパソコンはキーボードが二つふっとんでおり、CD、DVDの部分も壊れている。すでに満身創痍だ。にも関わらず毎日ネットカフェで相棒(満身創痍のパソコン)と平和な時間を楽しんでいるのだ。他にもマフラーにしてもコートにしても大切に扱っているのがわかる。
愛着がわくものを大切に、気に行ったものを大切にすることってすごく素敵だ。もの的に豊かになっている今だからどうしても新しいものに目が行きやすいけど、ものは大切にしよう。
楽しく生きるヒントはそういう小さなところにあるのかもしれない。





TOMOさんに親しみを感じたものの一つとしてエロさが挙げられる。
これこそ若さの象徴じゃないだろうか?TOMOさんと下のほうの話で盛り上がれるとは正直最初は期待していなかった。でもTOMOさんは健全なエロさを持つ。旅行代理店の受付の人のおっぱいがでかかった話を嬉しそうにしたり、AVの趣味について語ったことは印象深い。おれはいつまでもくだらないことで盛り上がることのできる人間でありたいと思う。真面目ばっかりじゃ疲れちゃうし、くだらなさことこそおもしろいんだ!おれは下ネタの持つ魅力を高校の野球部で知った。ただ今はいうて若いからそういう実にくだらない、しょーもないことで盛り上がれるのは自然かもしれないけどいつまでも俺は青春してたい!!と改めて思う。
H高野球部のみんな、おっさんになっても、よぼよぼのじじいになっても下ネタだけは忘れずに生きていこうな!
それこそ心の若さの象徴なんだ!!!(かなり脱線しとるな)






嗚呼、TOMOさんに追いつけるだろうか? 

あの知識の量は異常だと思う。いまの時点よりおれよりも好奇心があると思うし笑 

好奇心を磨いていこう。

小さな幸せを大切にしよう。

心の豊かさを大切にしよう。

心の青春は永遠に育んでいこう。





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努力の天才

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<夢追い師匠・TAKさん>





同じくバンクーバーにて共同生活を共にしたTAKさんもおれの師匠だ。

TAKさんはアーティストだ。アニメーションを創っている。バンクーバーフィルムスクールを卒業して今年の夏ごろにシンガポールで仕事が見つかり現在シンガポールで働いている。
TAKさんの一心不乱に好きなことに打ち込み、夢に対してまっすぐ進んでいく姿は自分をあつくさせた。



TAKさんはおれよりも7つくらい上。やりたいこと(動画編集、アニメーション)を見つけたのはちょうどおれの年くらいだったと語ってくれた。



TAKさんのライフヒストリーはすごい。

まず大学をでてから夜勤の工場で2年働く。これは海外で自分の作品を創るためのお金を貯めるためだ。

体がぼろぼろになるまで働いてやっと貯まったお金でカナダに出る。英語は一切話せなかったらしい。
いまではほんとペラペラ英語が話せるのに当初はyes,noから始まったらしい。
いまの流暢な英語を話すTAKさんからは英語に苦戦する姿想像しがたい。

「イクラの缶詰めバイト」から始まったTAKさんの留学。夢を実現させるための憧れの地で1年目に味わったのは「挫折」だったとTAKさんは言っていた。それでも毎日毎日鏡に「お前の英語なんて最悪やぞ!」と自分に言い聞かせて、自らを奮い立たせて英語に立ち向かう。



そして、念願のバンクバーフィルムスクールに入学。このバンクーバーフィルムスクールはなんぞやというとカナダ最大のエンターテインメントアートスクールであり数々のアーティスト、クリエイター、エンターティナーを生み出している名門学校
もちろんネイティブカナダ人、その他世界中の才能と熱意を持った学生がここで勉強する。
そんな環境でTAKさんは自分のしたかったアニメを毎日創り、充実した日々を過ごし卒業。
ついに!今年6月頃シンガポールのアニメーションの会社に就職が決まった。アニメーションでメシをくっていくというTAKさんの夢が叶った瞬間だった。






TAK師匠の尊敬せずにはいられないところは、目標(夢)を見失わずに追い続けるところだ
「海外でクリエイター目指したる!!」と志してから実際カナダのフィルムスクール入学までじつに3年以上!!工場のバイトに始まり、英語を学び始め、イクラを缶に詰め始め・・・・3年以上って! 

そこにたどり着くまでに遠回りもあっただろうし、自分の判断を疑った時さえあったかもしれない。でもTAKさんはしっかり決めたことを実行してみせた。




先日電話でシンガポールにいるTAKさんに電話したところヨーロッパで働きたいと言っていた。シンガポールで働き始めたばかりだというのに・・・・・・・本当に落ち着くことしらずだなぁと思わず笑ってしまった。もうすでに、次の夢を見つけていた。




いつかTAKさんのスケッチブックを見たことがあった。
ぎっしり書きこまれた絵。“毎日書かないと書き方忘れるから”といって書き貯めたスケッチブック

“量をこなす”とはこういうことだなと感じた。


ピカソの残した作品数は実におよそ150,000点 だと聞いたことがある。天才と言われているピカソもとんでもない量をこなしていたのだ。




TAKさんに最後にお手紙をいただいた。そこには・・






“俺ができたことは誰にでもできる。才能なんてほんま安い言葉やで。俺にはそんなものないし、あったとしても俺を助けてはくれへん。”





と書いてあった。胸に深く響いた。





TAKさんに教えてもらったのは夢の実現哲学だ。
いくつになっても遅くない。自分が夢をあきらめない限り、夢はかなうもの。
この哲学がいつか自分の中で確かなものにするために。
今日もがんばっていこう。


才能の話を聞いていた時にイチローも同じようなことを言っていた気がしたのでイチローの名言で締めます。








努力せずに何かできるようになる人のことを天才というなら、僕はそうじゃない。
努力した結果何かができるようになる人のことを天才というなら、僕はそうだと思う。




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Profile

kimamatabi

Author:kimamatabi
旅のあしあと

【2009年 夏】 
モンゴルで自然の中で野生的な生活をして少し生命力が上がる。
モンゴル相撲で小学生にぼろ負け。人生は初の野ぐそ体験。

【2010 冬】
タイで憧れのバックパッカーデビューを果たす。
相方のたつろーとともに数々の初体験をこなしバックパッカーとしてのレベルを上げる。旅の魅力にとりつかれる。

【2010 春】
一年間の海外留学INカナダ
世界中にお友達を作るため海を渡って海外生活。
大きく価値観が揺さぶられる刺激のある毎日を過ごす。

【2010 冬】
カナダの学校を卒業後、南米6カ国を放浪。
2ヶ月という期間の自己新記録の一人旅。
冒険心を燃やし数々のネタをこしらえる。


【2011年 夏】
湘南から無一文で富士山のテッペンを目指す「富士バカ」に参戦!バカな仲間と一緒に全員で登頂を達成!

【2011 夏 9月】
インドへ乗り込む。ペテン師大国インドで力試し。拉致体験。ヨガ体験。超刺激的インドで喜怒哀楽爆発。



たった一度の人生をオモシロク生きたい
そうだ、旅でもしてみよう。

旅は学校。大切なことを確認できる時もあれば、考えを見つめ直すこともある。

旅は出会い。人の数だけ人生がある。いろんな人生を知る度にこれから歩む自分の道に思いを巡らす。

旅はネタ。世界はツッコミどころに満ちている。オモシロオカシク。いつまでもバカになれる男になりたい。一生青春。



「バカ」なことをたくさんしたい。





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つぶやき
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