プチウルルン


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大好きになったクスコの街を後にするのは大変切なかった。居心地といい、街並みの美しさといい、日本人宿で親しくなった人といい沈む条件が完ぺきだっただけに決断を下すのをためらってしまったが重い腰を上げ、次の街プーノに向かった。













プーノといえば目玉はティティカカ湖。この湖は標高3800m(富士山より高い)に位置し、汽船が運航している世界最高所の湖。さらにインカの創始者が降臨したという伝説でしられているのだ。










そしてティティカカ湖にウロス島という島がある。このウロス島とはなんぞやというとトトラと呼ばれるワラを積み重ねた“浮き島”である。 「ほほう、浮き島なんて響きがいいじゃないか」と地球の歩き方を読んだ時から是非行きたいと思っていた。







プーノで簡単にツアーは手配できる。自分が参加したのは1泊二日でウロス島とさらに少数民族ウル族が生活を営むアマンタニ島、タキーレ島を巡る充実した内容のものだった。







当日船に乗り込みウロス島へと向かう。ここで発覚したのは日本人が一人だったという事実だった。そう、つまりこれが何を意味するかというと初めての多国籍ツアーの幕開けである。日本代表として気合いが入った。







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ウロス島に着くと島の皆さんがお出迎えしてくれる



ウロス島に上陸して歩いてみる。ふわっとやわらかい感触がするのだけどしっかり決して沈まないような安定感がある。これがトトラというワラだけで造られたということには驚きだ。 島の人は湖に生息する魚や水鳥を捕り、畑で野菜を作ったりして自給自足生活をしている。








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かわいい少女がお土産商売。買ってあげたかったけど高すぎた。





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移動手段の船もこの浮き島と同じ素材のトトラが使われている。








ウロス島を一通りみてから、アマンタニ島に向かう。



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今夜は現地のウル族の家族にお邪魔できるプチウルルン滞在記が経験できる。




あっちなみにここでやっとツアーのメンバーと接触が成功した。(ちなみにここまではかなりインキャラだった泣)






国籍を挙げるとアメリカ、カナダ、スイス、オーストラリア、イタリア、スペインなどなど。 

カナダで留学していた時も気づいたけどヨーロッパの人の英語はなぜあれほどにペラペラいけちゃうのでしょう?特に留学していたわけでもない人が第一言語のように英語を話しているのを見ていると羨望に近い気持ちになってしまうわ。留学後で少しましになった自分より全然話せるんだもんなぁ。さらにスペイン語までしゃべっちゃうつわものもおったことには刺激を受けた。3カ国話せるとなるとでかいね、かっこいいわ。



少し慣れてしまえば多国籍ツアーはとってもおもしろいことに気がついた。やっぱ”旅”っていう共通の情熱を持ち合わせているもの同士お互いの話しで盛り上がれる。




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このホストファミリーにお世話になるのはスペイン・バルセロナ出身のウィリアムくん、イタリア出身のサンティアゴくん、カナダ・バンクーバー出身のトレバーくん、そして愛知は常滑から大和魂を引き下げて参戦した私。
















その午後、島の小さなサッカーゴールで観光客vs地元人のフレンドリーマッチが開催された。




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前半、フォワードとして果敢に攻める日本代表の増田。
しかし、ここは標高3800m。疲れがくるのが早い。


ということで飛ばしすぎた結果
















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キーパーを志願した。



司令塔として声を出して観光客チームを勝利に導いた。

























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平和で落ち着くアマンタニ島。素朴な田舎っぽさが素敵。





自分にとって特に印象的だったのは現地の家族の家に泊めてもらったことだ。

「少数民族ということで様々な問題があるんだよ」とお父さんは少し寂しげに話してくれた。
特に教育の問題は深刻だそうでプーノまでいかないとまともな教育が受けられないという。

しかし、そんなお金簡単に用意できるものではない。

そのお金をどう用意するかというと、この観光業だそうだ。

「昔は自分らの文化をしっかりもって平和に暮らしていたけど世の中が変わって、変わるはずじゃなかった島の生活もかわってしまったんだよ。」といっていた。


それでも彼らが出してくれたシンプルだけど美味しい食事やパンやチーズは心にしみた。
家族が温かくもてなしてくれることが心地よかった。とくにしばらく家族にあっていないとこうゆう優しさは胸にくるものがある。

たとえ商業的な理由はあってもここで感じた得体のしれないあったかさは自分にとって大切な思い出になった。

観光地化が自分らの文化を守る最後の手段になっているのは少し寂しかったけど、いつまでも彼らの平和な生活が続いて欲しいな






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とにかく美しかったティティカカ湖。どこまでも続く鮮やかな青。

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kimamatabi

Author:kimamatabi
旅のあしあと

【2009年 夏】 
モンゴルで自然の中で野生的な生活をして少し生命力が上がる。
モンゴル相撲で小学生にぼろ負け。人生は初の野ぐそ体験。

【2010 冬】
タイで憧れのバックパッカーデビューを果たす。
相方のたつろーとともに数々の初体験をこなしバックパッカーとしてのレベルを上げる。旅の魅力にとりつかれる。

【2010 春】
一年間の海外留学INカナダ
世界中にお友達を作るため海を渡って海外生活。
大きく価値観が揺さぶられる刺激のある毎日を過ごす。

【2010 冬】
カナダの学校を卒業後、南米6カ国を放浪。
2ヶ月という期間の自己新記録の一人旅。
冒険心を燃やし数々のネタをこしらえる。


【2011年 夏】
湘南から無一文で富士山のテッペンを目指す「富士バカ」に参戦!バカな仲間と一緒に全員で登頂を達成!

【2011 夏 9月】
インドへ乗り込む。ペテン師大国インドで力試し。拉致体験。ヨガ体験。超刺激的インドで喜怒哀楽爆発。



たった一度の人生をオモシロク生きたい
そうだ、旅でもしてみよう。

旅は学校。大切なことを確認できる時もあれば、考えを見つめ直すこともある。

旅は出会い。人の数だけ人生がある。いろんな人生を知る度にこれから歩む自分の道に思いを巡らす。

旅はネタ。世界はツッコミどころに満ちている。オモシロオカシク。いつまでもバカになれる男になりたい。一生青春。



「バカ」なことをたくさんしたい。





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